なぜスタバは、社員を惹きつけるのか

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

スタバでのアルバイトは、就職の時のパスポートになると言われますが、スタバでは、アルバイトにも1人70時間の教育をします。それは圧倒的に他社と違うところです。

またその教育には、コーヒーの知識、美味しいコーヒーの淹れ方、掃除の仕方が含まれていますが、それ以上にスタバの存在理由つまりミッションについても、多くの時間を割いています。

アルバイトの募集に応募してくれる方々は、スタバのお店の雰囲気が大好きで、こういうお店で働いてみたいと応募してくれるわけです。だから、自分たちもスタバの価値観を大事にしてお店の雰囲気をもっといいものにしようと心がけてくれるわけです。その結果、その方たちもお客様からすごく好感を持たれることになるわけです。

それは社員の場合も同じです。何らかの事情でスタバを辞めて他社に転職した後に、仮に給料が以前の半分になっても戻ってくる社員がいるということは、会社としてそれだけで魅力があるということです。みんなが和気あいあいたお互いに助け合うあの雰囲気、あの空気感の中で働きたいと戻ってくるわけです。そのことからかスタバの店長は、他の小売企業からヘッドハンティングな標的になっています。

スタバの雰囲気や空気感は、ミッションを一生懸命みんなで実行しようとするそういうカルチャーからできていきます。

スタバは、「人々の心を豊かで活力あるものにするために-ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」- というミッションを掲げています。

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