はじめまして、株式会社東和の髙橋真之輔です。
「国際商業」の記事で、ディーラー不要論は、ある意味で当たっている。
全国のディーラー軒数に関しては最盛期の50%くらいに減っているのではないか。
それでもディーラーいらないと思われぬよう、創業者の岩田一良の想いが詰まっている株式会社東和の創業当時の事を少しだけ紹介します。
東宝美容商会(株式会社東和)創業
きっかけは、学生の頃から自分で事業がしたい、いろいろ興味深く見ているなかで、今から52年前、知り合いがウィッグメーカーで働いていたので一緒に美容室へ訪問させてもらい「美容室へのこういう仕事もあるのか」と、知り合いのウィッグメーカーから卸してもらったのが始まりです。
1967年に洋かつら専門店として岩田一良が「東宝美容商会」の創業。
社名の東宝美容商会は、格好がいいと思い東宝映画から名前を付けたようですが、当時、美容の問屋さんで東宝という会社があり、社名変更することになります。
その当時は、美容ディーラーとしてではなく、ウィッグのみの販売で美容室へ訪問していたそうです。
ガモウさんやきくや美粧堂さん、三好屋商店さんなどの美容ディーラーがいくつもあり、ひたすら美容室へ飛び込んではことわられるが少しずつ「岩田さん消耗品何でやらないの!?」と言われ、美容師さんへ仕入れ先を聞き、問屋の銀座商事(中野)まで仕入れに。
美容師さんが必要なものを聞きながら品揃え、営業車のシートや荷台に商品を積んで訪問。
信用がないので、当時は問屋からは疑わられ(笑)現金で仕入れていたのが、苦しかったようです。
その後、コールドメーカーとの出会いがあり「岩田さんコールド売ったらどう!?」と声をかけられ、コミニュケーションのある得意先へ紹介し始める。
それから、一人目の従業員(現在の管理部責任者遠藤清一が入社)
従業員が三人目ぐらいになったとき、パートナーメーカーも多くなり現在に至ります。
写真は、22歳の岩田一良が得意先が0で、ウィッグ販売を一人でスタート、今思えば無茶をやったものです(岩田会長)
経営理念にもある「お客様に喜ばれる仕事」とは何なのかを考えながら美容室へ訪問、美容師さんからの要望へ応えられる、悩みの相談ができる、求められる人になれるよう、岩田一良は、1971年に株式会社東和の設立。
株式会社東和は2017年5月、おかげさまで創業50周年を迎えることができました。
我社は、お客様に喜ばれる仕事を通じて 社員の幸福と生活向上を実現し 会社の発展と繁栄を築くことにより 社会に貢献します。
会社の生存率は5年後14,8%、10年後は6,3%、20年後0,4%というデータがあります。
会社があるのも仕事があるのも当たり前ではないキセキなんです。
創業者の岩田一良の想いを忘れず、少しでも美容師さんのお役に立てるようがんばります。
【追伸】
岩田一良が創業以来53年間勤めてきました、株式会社東和を令和2年9月10日付けで退職、会長を退任することになりましたので、お知らせ致します。
株式会社東和の髙橋真之輔です
株式会社きくや美粧堂、美容師、ダイビングインストラクター(沖縄本島)、web制作会社を経て、2016年9月1日より株式会社東和で再出発いたしました。
ステイタス平均以下の僕がやってこれたのも、みなさんから助けられたからだと、感謝しています。
今後は、これまでの間に積み上げてきた経験を活かして、新しいチャレンジをしていこうと思います。
今は、ブログのthebeach.tokyoを通じて美容師の開業支援、助成金の情報も発信しています。
求人で本当に悩まれてる美容師さんから「求人のコンサルですか!?」の問い合わせもあり、僕が相談させてもらっている求人会社の担当者の紹介。
「お会いして、おはなしを伺う事で、いろいろ見えてきた事もありました。お引き合わせありがとうございます。また、よろしくお願いします」
ありがたいお言葉で、何よりの励みです。
これからも、価格やものの良し悪しでやるやらないを決められるときは、競合ディーラーやネットもあれば、アマゾン・エフェクト(アマゾン・プロフェッショナル・ビューティー・ストア)が到来する可能性もある、やはりディーラーはいらないと思われてしまうかもしれません。
保険会社の代理店のような、ひとりひとりの状況にあわせ、カスタマイズして、商品のみならずサービスの提供ができるようがんばります。
株式会社東和 髙橋真之輔
ネットショップ、オークションサイトで販売する美容師さんへ
ネットショップ、フリマアプリ、オークションサイトでの転売行為のための販売は行っておりません。
匿名の美容師さんやネットショップ、架空の美容室(実態のない、存在しない)から、アジュバンの仕入れの問い合わせがあります。
お譲りできませんので、ご了承ください。
株式会社東和 髙橋真之輔
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