こんにちは!中小企業診断士・税理士・行政書士の小山武仁です。
美容院に関わるお金や経営などのお得な情報をわかりやすくお伝えしていきます。
目指せ、手取り50万円up!!
目次
どれくらい税金を払っているか知っていますか?
自分がどれくらい税金を払っているかがわからないんだけど
だいたい、所得税5%~、住民税10%、健康保険料約10%と考えると、約25%~を支払っていることになります。
100万円収入が増えたらどうなるか?
所得税などもろもろで25万円くらい税金などで支払う必要がでてきます。収入が100万円増えても、25万円くらいは税金等で支払わないといけません。
逆に100万円が経費になったら?
25万円くらい手取りが増えます。今まで経費に入れてなかったものを経費に入れることができれば、25万円の手取りが増えることとなります。
白色申告の落とし穴
白色申告って何?
青色申告の届け出を出さないと白色申告になります。青はクリーンなイメージから来ていて、「クリーンに帳簿を付けると優遇しますよ」というものです。一方、白色申告は様々な優遇がされないものです。
白色は控除額が低いの?
青色申告は65万円or10万円が控除できますので、領収書がなくても経費にすることが出来て15~20万円or2~3万円の手取りアップができます。一方、白色申告だと控除ができませんので手取りは増えません。
赤字を繰り越すって何?
白色申告は今年赤字であったとしても、来年が黒字であればその黒字の分に税金がかかってしまいます。青色申告の場合は、今年の赤字と来年の黒字を相殺してチャラにすることができます。
家族に給料を払えるの?
白色申告は最大で86万円を控除することができますが、青色申告では働いてくれた分だけ経費にすることができます。手伝ってもらっている家族にお給料を払うだけで毎年数十万円の節税になります。
白色はモノを買うと損するの?
青色申告は30万円未満のモノであれば、全額が払っ年の経費になりますが、白色申告は一部しか経費になりません。数年経たないと経費にならないので、ここでも青色申告の方がお得ですね。
家賃とかって、白色申告の取り扱いは?
携帯代や家賃など◯%として経費に入れていませんか?実は、◯%という概算額で経費に入れるのは認められていません。また、半分以上を事業に使っていないと経費に入れられないんです。「家賃の30%を経費に入れています。」は白色申告では認められません。(結構しちゃっている人は多いですが)税務調査対策としても、青色申告の方がリスクが低いですね。
でも、青色申告って面倒じゃないの?
青色申告は届け出が必要です。3月15日までに申請しないと青色申告はできません。青色申告で65万円の控除を取りに行くのであれば、会計ソフトは必須ですし、税理士に依頼した方が良いレベルではあります。でも、青色申告のP/Lのみの方については、控除額が10万円になってしまいますが、白色申告と手間は変わりませんし、いろいろお得なことがあるのでオススメです。これだけで毎年手取りが2〜3万は増えますし、税務調査のリスクも減らすことができます。
白色申告だけど赤字なんだけど?
今年事業スタートした方などは、工夫すると今年支払った経費を来年計上することもできます。ぜひお問い合わせください。
その他の節税は?
積み立ての生命保険よりは小規模企業共済の方が良いことがほとんどですし、ふるさと納税はされていない方が多いですね。
まとめ
出来る限り噛み砕いて説明してきましたがまだまだ説明できてない部分も多々あります。
その他、ご質問やご依頼などは
税理士 小山武仁(こやまたけひと)までお問い合わせください。
0120-103-744(倒産なしよ)
フリーペーパー“FREE TIME”
今回、取り上げている『白色申告の落とし穴』については、株式会社東和が発行するフリーペーパー“FREE TIME”で掲載しています。
ご希望の方は、株式会社東和 髙橋真之輔 080-5902-8000 までお願い申し上げます。
数に限りがありますのでご了承下さい。
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